エフィールウォーター
海洋深層水のミネラルを含んだお水
ウォーターサーバー選びで重視しがちなのは、レンタル料や電気代、デザイン性といった機種に関するもの。実は、お水にも注意が必要なのはご存じですか?
ウォーターサーバーには、大きく天然水とRO水の2種類があります。
RO水とは、RO膜フィルターでお水をろ過し、人工的にミネラル添加したお水のこと。
一般家庭用浄水器ではとりきれないような不純物をほぼ100%取り除ける反面、美味しさのもととなるミネラルも同時に失われてしまいます。
そのため、ミネラル分はあとから添加せざるをえず、なかには味に物足りなさを感じる方もいます。
エフィールウォーターは、「知床らうすの海洋深層水」。
これだけ聞くと、海洋深層水をそのままボトリングしているように思えますが、実はエフィールウォーターのお水はRO水です。
公式HPによると、RO膜フィルターで不純物を取り除いた天然水に、海洋深層水のミネラル分をブレンドしたお水とのこと。
天然水とは全くの別物なので、注意が必要です。
お水の値段
エフィールウォーター RO水 約67円
他社 RO水 約55円
天然水 約85円
※500ml換算
また、気になるお水の値段は約67円/500ml。
一般的なウォーターサーバーのRO水が約55円/500mlなので、割高と言わざるをえません。
RO水でもっと安く使いたい方は、アクアクララやクリクラのウォーターサーバー。
美味しい天然水を飲みたい方は、有名なフレシャスやコスモウォーターを選ぶ方が無難だと言えそうです。
宅配エリアをチェックしよう!
エフィールウォーターの宅配エリアは、関東、北陸、関西と四国の一部の地域のみ。それ以外のエリアに住んでいる方は使えません。
あまりメジャーではないメーカーだと、このように決まったエリアでしか使えないことがよくあるので、注意しましょう。
全国配送(沖縄・一部離島を除く)をしている大手メーカーだと、女性人気の高いフレシャスかコスモウォーターがおすすめです。
回収ボトル型のウォーターサーバー
エフィールウォーターのウォーターサーバーは、旧式のもの。重たい12ℓのボトルをサーバー上部に設置し、ボトルも使い捨てではなく回収タイプのものです。
最新トレンドは、コスモウォーターやフレシャスのように、ボトルをサーバー下部に設置するウォーターサーバー。
もしくは、お水をサーバー上部に設置するウォーターサーバーでも、12Lボトルを持ち上げるのは女性には大変な作業。
フレシャスのように7.2ℓの軽量容器にして、交換をしやすくするのが常識になりつつあります。もちろん、容器は回収型ではなく便利な使い捨てです。
また、エフィールウォーターはレンタル・メンテナンス料が1000円/月発生します。
一方、フレシャスの最新機種だと、節電機能やクリーニング機能がついて、レンタル料が500円/月です。
わざわざ高いレンタル料を支払って、エフィールウォーターの古い機種を使うメリットは無さそうです。
毎月の電気代は?
旧式のウォーターサーバーの問題点は、使いづらさだけではありません。古い機種だと、最新のエコ機能が付いていないことが多いので、電気代が高くなる傾向があります。
ウォーターサーバーは、レンタル料やお水代だけでなく、電気代も含めたトータルコストで考えるようにしましょう!
気になるエフィールウォーターの電気代は、公式サイトによると1000円/月。
仮に、お水を月3本注文したとすると、レンタル料1000円も含めてトータルコストは6,500円/月(税別)~です。
一方の最新機種を取り扱っているフレシャスの場合、電気代はエフィールウォーターの約1/3の330円/月!
電気代は古い機種と最新機種でかなりの差があることが分かります。
フレシャスでお水を月1箱注文した場合、レンタル料500円も含めて5,453円/月(税別)~※使うことができます。※デュオの場合。
フレシャスなどの最新機種の方が、月々のトータルコストも安く使えて、天然水も飲めるので、やはりあえてエフィールウォーターを選ぶ必要はなさそうです。
まとめ
エフィールウォーターのお水は「海洋深層水」と言っているものの、RO水なので注意!
宅配エリアも限られ、ウォーターサーバーも電気代の高い旧式モデルなので、どうしてもエフィールウォーターじゃないとダメ!という方以外は、おすすめできません。
・海洋深層水のミネラルを添加したRO水
・宅配エリアは一部地域のみ
・回収ボトル型のウォーターサーバー
・レンタル料1000円/月 電気代1000円/月
やはり、最新機種が使えてトータルコストも安いフレシャスやコスモウォーターを選ぶ方がいいですね。
ぜひ参考にしてみてくださいね!