しずくりあ
「しずくりあ」は、天然水ウォーターサーバー「うるのん」の運営元「株式会社TOKAI」が展開している浄水型ウォーターサーバーブランドです。
ドラマなどでも活躍している歌舞伎俳優の尾上松也さんがイメージキャラクターを務めており、月額料金が安い新型ウォーターサーバーをリリースしたことで、いま注目度が急上昇中。
そんな「しずくりあ」ですが、どんな種類のウォーターサーバーがあるのか?どんな人におすすめなのか?
詳しくご紹介していきます。
ウォーターサーバーは2種類
しずくりあのウォーターサーバーラインアップは、「Skitto(スキット)」と「Pitto(ピット)」の2種類。
それぞれの特徴をご紹介します。
価格重視の「Skitto(スキット)」
「Skitto(スキット)」は、2023年12月にリリースされたばかりの最新型。しずくりあの中では「Pitto」の弟分といえます。
その魅力は何といっても、レンタル料2,640円(税込)という月額料金の安さ。浄水型ウォーターサーバーのレンタルプランとしては、トップクラスの安さです(最安はLoccaの卓上型「litta」の2,580円)。
標準的な浄水型ウォーターサーバーに比べて数百円も安いので、スペックが低い廉価版なのでは?と思われるかもしれませんが、そこは心配無用。
必要最低限な機能に加えて、便利な再加熱機能なども搭載されていますので、普段使いにはまったく問題ないスペックといえます。
一方で、最近では当たり前になりつつある常温水機能が無いことに加えて、省エネ性能や浄水性能といった基本スペックも若干抑えられているのも事実。
同じ「しずくりあ」の「Pitto」はもちろん、「every frecious(エブリィフレシャス)」など他社のウォーターサーバーと比較すると見劣りはしてしまいます。
それでも月額料金の安さは魅力ですし、必要十分なスペックではあるので、「機能よりもとにかく価格重視!」と割り切っている方には「Skitto」はおすすめです。
機能性重視の「Pitto(ピット)」
「Pitto」は、しずくりあのウォーターサーバーの中で機能性を重視する方におすすめのウォーターサーバーです。
月間420Lまで有害物質やニオイを除去する大容量&高性能なフィルターを2本塔載しているので、どれだけ水を使ってもかかるのは月額3,300円(税込)のみ。
タッチパネル式で冷水・温水の他、常温水や再沸騰機能を搭載。浄水性能も十分で、注ぎ口やタンク内をUVクリーン機能で自動除菌するので、衛生面も安心です。
料金面は浄水型ウォーターサーバーとしては標準的=宅配型に比べれば安い部類ですので、機能面を重視するかつコスパ的に問題ないと考える方は「Pitto」を選ぶのがいいでしょう。
ちなみにこの「Pitto」、ウォーターサーバーをじっくり検討している方なら見覚えがあるのでは・・・?
そう、ウォータースタンドの「ピュアライフ」と同じサーバーなんです。
元は、空気清浄機や浄水器に強い韓国の家電メーカー「coway(コーウェイ)」が企画・製造したもので、ピュアライフやしずくりあは、そのOEM商品という位置づけ。
他にも、アクアクララから「ハピットアクア」、ウォーターワンから「ウォーターワン クリア」といった名前で、まったく同じサーバーが複数存在しています。
このようにサーバーの見た目はまったく同じですので、自分がどのメーカー(ブランド)で利用したいのか、間違えないように気を付けてくださいね。
しずくりあのメリットとデメリットは?こんな人におすすめ!
新サーバー「Skitto」の影響で注目度が上昇中のしずくりあですが、それでは、どんなメリットやデメリットがあるのか?
実際に申込を検討するにあたって、見ていきましょう。
メリット
・業界最安級の料金で、月々のコストが抑えられる(Skitto)
※Pittoでも月額3,300円なので、コスパとしては優秀な部類。
・お得に始められるキャンペーン実施中(2ヶ月無料)
デメリット
・同じサーバーが他社からも出ていて紛らわしい(Pitto)
・安さ重視のため、スペックは他機種ほど高くはない(Skitto)
・ブランド認知度がまだ低いため、サービスや将来性は心配(撤退や買収リスク)
※エネルギー大手のTOKAIグループなので、問題ないとは思います。
やはり何といっても、しずくりあの最大のメリットは料金の安さ。
「機能性やデザインはさておき、何より価格を重視したい」という方におすすめです。
しずくりあのキャンペーン情報
しずくりあで現在実施中のキャンペーンは、「乗り換えキャンペーン」です。
これは、他社のウォーターサーバーを利用中の方がしずくりあに乗り換えたくなった場合、現在ご利用中のメーカーの解約金(違約金)を【最大16,500円】キャッシュバックしてもらえるというもの。
最近では「Locca(ロッカ)」や「クリクラ feel free」など、浄水型ウォーターサーバーを中心に、契約期間を5年など長期の縛りにして高額な解約金を設定するメーカーが増えてきているので、ご利用中のメーカーによっては「全額キャッシュバック」とまではいかないかもしれません。
それでも、ひどいメーカーだと数万円もの解約金の負担が少しでも減らせるのは、ありがたいことです。
他社サーバーをご利用中で、しずくりあに興味を持った方は、ぜひ検討してみてくださいね。
まとめ
ここまで、浄水型ウォーターサーバー「しずくりあ」についてご紹介してきました。
当サイトではやはり「every frecious(エブリィフレシャス)」が断然おすすめですが、しずくりあも、申し込んでも損はないウォーターサーバーといえます。
ただし、値段の安さだけを理由に「Skitto(スキット)」を選ぼうとしている方は要注意!
常温水や省エネ性能、浄水性能など、機能性ではどうしても他社の浄水サーバーや「Pitto(ピット)」には劣りますので、“安かろう悪かろう”になってしまうかもしれません。
ウォーターサーバーをご自宅に導入して、どういう暮らしがしたいのか?どういう使い方をすることになりそうなのか?
冷蔵庫や洗濯機などの家電と同じように、ウォーターサーバーも、決して値段だけではなく「自分の生活に合うものはどれか?」という視点で選ぶことが大切です。
より良いウォーターサーバーライフが楽しめるよう、最適な1台を見つけてみてくださいね。